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海外に着いた翌朝、アラームが真夜中に鳴った。あるいは、朝の集合時刻を過ぎても鳴らなかった。時差のある旅行や出張では、こうしたことが起きます。
スマホの時計アプリのアラームは、そのときスマホに表示されている時刻、つまり現地の時刻で鳴ります。7時に設定したアラームは、日本でも現地でも「表示が7時になったとき」に鳴る仕組みです。ですから、ずれが起きるのはたいてい、スマホの時刻がまだ現地に合っていないか、自分が日本時間のつもりで設定しているかのどちらかです。
まず、自動で時刻を合わせる設定がオンか
すべての前提になるのが、時刻とタイムゾーンを自動で合わせる設定です。
iPhoneでは「設定」から「一般」、「日付と時刻」を開き、「自動設定」がオンになっているかを確かめます。あわせて「設定」の「プライバシーとセキュリティ」から「位置情報サービス」、「システムサービス」を開き、「時間帯の設定」がオンになっているかも見ておきましょう。これがオフだと、現地に着いてもタイムゾーンが切り替わらないことがあります。
Androidでは「設定」の「システム」から「日付と時刻」を開き、時刻とタイムゾーンをそれぞれ自動で設定する項目をオンにします。
これらがオフのままだと、スマホは日本時間のまま動き続け、すべてのアラームが時差のぶんだけずれて鳴ります。
着いてすぐは、まだ日本時間のことがある
自動設定がオンでも、スマホが現地の時刻に切り替わるのは、携帯の電波やWi-Fiにつながり、位置情報を取れたあとです。機内モードのまま空港を出たり、現地のSIMやeSIMの設定に手間取ったりしていると、しばらく日本時間のままになります。
到着した夜は、画面上の時刻が現地の時刻になっているかを、寝る前に確かめてください。ホテルの時計や空港の表示と見比べるのが簡単です。時計アプリのアラームは「表示の7時」で鳴るので、朝の時点でスマホが日本時間のままなら、日本時間の7時、つまり現地では思いがけない時刻に鳴ります。ほかのアラームアプリの中には、時刻の切り替えにうまくついてこないものもあります。表示が現地時間になったのを確かめてから、アラームを開いて時刻を読み直すのがいちばん確かです。
日本時間で考えて設定してしまう
もう一つ多いのが、頭の中が日本時間のままアラームを決めてしまうことです。日本との会議や、日本から送られてきた集合時刻に合わせるつもりで、日本の時刻を入れてしまう。現地の朝7時に起きたいのか、日本時間の朝7時に間に合わせたいのか、どちらなのかを決めてから設定してください。
時計アプリの「世界時計」に日本と現地の都市を並べておくと、時差を毎回計算せずに済みます。日本向けの予定があるときは、現地時間に直した時刻をアラームのラベルに書いておくと、寝ぼけていても間違えにくくなります。
サマータイムのある国では、切り替わりの日に注意
日本にはサマータイムがないので、慣れていない人が多いはずです。アメリカやヨーロッパなどには時刻を一時間動かす期間があり、旅行や出張がその切り替えの日にかかることがあります。ヨーロッパの多くの国では10月の最終日曜日、アメリカの多くの地域では11月の第1日曜日にサマータイムが終わり、時刻が一時間戻ります。ハワイのようにサマータイムがない地域もあります。
自動設定がオンなら、スマホの時計は切り替えに合わせて動きます。それでも切り替えの翌朝は、時計アプリを開いて次のアラームの時刻を一度読み直してください。一度きりのアラームを前の晩に設定した場合は、とくにそうです。
帰国した朝も同じ
日本に戻ってからも、同じことが逆向きに起こります。空港に着いてスマホが日本時間に戻ったかを確かめ、次の朝のアラームを読み直しましょう。時差ぼけで眠りが深くなりやすい帰国翌日は、予備のアラームを一つ足しておくと安心です。
詳しくは:大事な朝にアラームを確実に鳴らす方法
寝る前には分からない
時差のずれも、ほかのアラームの失敗と同じで、寝るときには見えません。アラームはオンで、時刻も合って見える。ずれていたと分かるのは、予定のある朝です。
Snoraは、アラームを設定したときに通知の許可と、Androidではバッテリー最適化と正確なアラームの許可を確かめ、アラームを止めそうなものがあればホーム画面に一行で知らせます。ただ、スマホの時刻やタイムゾーンが現地に合っているかは読み取れません。そこは到着した夜にご自身で確かめてください。アラームとこの確認は無料で、アカウントも要りません。
旅先の朝を守るコツは単純です。自動設定がオンかを確かめ、表示が現地時間になってからアラームを読み直す。それだけで、時差によるずれの多くは防げます。
よくある質問
海外ではiPhoneのアラームは現地時間で鳴りますか?
鳴ります。時計アプリのアラームは、そのときiPhoneに表示されている時刻で鳴るので、現地のタイムゾーンに切り替わっていれば現地時間で鳴ります。「設定」の「一般」から「日付と時刻」を開き、「自動設定」がオンになっているかを確かめてください。
海外でアラームが日本時間のまま鳴るのはなぜですか?
スマホのタイムゾーンがまだ日本のままだからです。自動設定がオフだったり、機内モードのままで電波につながっていなかったり、位置情報の「時間帯の設定」がオフだったりすると、現地に着いても時刻が切り替わりません。画面の時刻が現地時間になっているかを先に確かめてください。
時差がある場所でアラームを設定し直す必要はありますか?
自動設定がオンなら、設定し直さなくても、表示時刻が切り替わったあとに同じ時刻で鳴ります。ただし、日本時間のつもりで入れたアラームや、サマータイムの切り替え前夜に設定したアラームは、現地時間に合っているかを一度読み直すのが安全です。
サマータイムの切り替えでアラームはずれますか?
自動設定がオンなら、スマホの時計は切り替えに合わせて動くので、アラームは新しい時刻の表示どおりに鳴ります。ずれるのは自動設定がオフの場合です。旅行中に切り替えの日がある場合は、翌朝のアラームを前の晩に一度開いて確かめてください。